最近の Windows 10 で Git を使う
昔はいろいろ悩んだものだが、最近ではいろいろ整備されて割と普通に使えるようになったので、導入手順をメモしておく。大きくポイントになるのは、Git をどうやってインストールするのかというのと、SSH クライアントをどうするのかの2点だと思う。
まず、Git のインストールは Scoop を使った。ちゃんと比較して Scoop がよかったという話ができればよいのだが、大昔に Chocolatey を試して微妙な印象を受けたので、今回は Scoop にしてみてよかったという話でしかない。もしかしたら今は Chocolatey もよいかもしれない。とはいえ Scoop がいい感じなのは確かで、Homebrew を使うときと同様に何事もなく自然に使えた。
SSH クライアントは Windows 10 だと OpenSSH が標準搭載されているので、それを使うだけでよかった。GIT_SSH
という環境変数に C:\Windows\System32\OpenSSH\ssh.exe
を指定すれば、Git から使ってくれるようになる。公開鍵認証を使うのであれば、OpenSSH Authentication Agent
というサービスが ssh-agent
相当なので、それを起動して (標準では停止している)、ssh-add
するのが便利。
本格的に UNIX 的なものを求めるのであれば、WSL を使えばよいとして、いちいち Linux に行かなくても使いたいものが普通に使えるようになってきたのはだいぶ助かる。