Xenとpvopsカーネルをソースからインストールするメモ。
環境
OS (Dom 0)
: CentOS 6.2
カーネル
: jeremy’s kernel (2.6.32)
Xen
: 4.1.2
OS (Dom U)
: CentOS 5.8
参考
以下のページを参考にしました。
準備
必要なパッケージをインストール
bridge-utilsにworkaroundを適用
RHEL6のbridge-utilsには独自にIGMP snoopingのサポートが追加されているようなのですが、これのせいでカーネルをRHEL以外のものに入れ替えてしまうとまともに動作しません。そのため、Fedora向けのrpmをインストールして代用します。
Xen
ダウンロード
インストール可能か確認
make
インストール
pvopsカーネル
ダウンロード
設定
以下の内容を.configの末尾に追加。
インストール
その他
grubの設定
Xenを起動するための項目を追加し、ついでにOS選択メニューを隠さないよう変更。内容は環境によって異なるので、他の項目を参考にしてください。
xenfs
xenfsがマウントされないのでマウントするよう変更。
xencommons
デーモンを起動するよう設定。
ブリッジ
Dom Uでネットワークを利用するためにブリッジを作成。
Dom U
Kickstartの設定ファイル配信
Dom Uのインストールを自動で行うためにKickstartを利用します。
Kickstartの設定ファイルを記述。
Dom UにOSをインストール
インストーラを起動するためのxlの設定ファイルを用意。
インストーラを起動します。インストールは自動で行われるので見守っていればOKです。
Dom Uを起動
通常起動のためのxlの設定ファイルを用意。
インストール用のイメージを外し、pygrubを使ってディスクイメージ内のOSを起動します。
追記
2013/01/18
: いろいろ修正