Windows 8のリフレッシュを使う
PCの調子が悪くなったので、Windows 8の目玉機能の1つであるリフレッシュを試してみました。
リフレッシュ機能は、ざっくり言うとOSの再インストール機能なのですが、いろいろ賢くなっていて気軽に使えるようになっています。具体的には、リフレッシュ前のユーザディレクトリの内容 (AppData以外) やアカウント、一部の設定などをそのまま残してくれますし、開始ボタンを押してから完了するまで人間が操作する必要は一切ありません。
Program FilesやProgramDataは削除されてしまう (というか別の場所に移動されてしまう) ので、従来のデスクトップアプリケーションは再インストールする必要がありますが、削除されたアプリケーションの一覧を出力してくれるようになっているので、それを見ながら作業すればそこまで苦ではありません。レジストリを使わないような小さなツールは、ファイルが残っているのでリフレッシュ後もそのまま使えます。他にもWindows 8スタイルのアプリはそのまま残るようですが、私は使っていないので未確認です。
これだけでも従来の再インストールより便利なのですが、使ってみて驚いたのはその速度。手元のマシン (Core i7 920、メモリ12GB、Intel SSD 510 120GB) ではリフレッシュ開始のボタンを押してからデスクトップに戻るまで約11分30秒でした。最低限使うアプリケーションをインストールし直すところまで30分も掛かりません。
しかも、なんと1月31日までなら古いWindowsをお使いの方も格安でWindows 8にアップグレードできます!!今ならまだ遅くないのですぐに買いましょう。7と比べてもかなり高速かつ細部が使いやすくなっていますし、Vistaからなら迷う理由はないはずです。XPは論外なので、もしWindows 8にアップグレードするつもりがないのであればLANケーブルを引っこ抜いてインターネットに接続しないようにしてください (正しい使い方がわかり、かつ実践できる人を除く)。
# リフレッシュするきっかけとなったトラブルがWindows 8のせいで起きたという可能性もゼロではありませんが、今のところ原因がわかっていないので何とも言えません (個人的にはWindows NTのトラブルはだいたいサードパーティのせいだと思います)。