CygwinとGit導入メモ
コマンドプロンプトとGitの組み合わせが最悪すぎて困っていたので、Cygwinを入れてみました。正直Cygwinというと昔の残念なイメージしかなかったのですが、今はUTF-8に対応していてminttyというすばらしいソフトウェアも入っているので、非常に快適な環境を構築できました。
やったこと
zshをインストール
LinuxやMacでもzshを使っているので、それにあわせるべくzshをインストールしました。
gitをインストール
今回の最大の目的はこれです。UTF-8をまともに扱えないコマンドプロンプトでGitを扱うのは無理があったと思います。
pageantを使う
GitHubやBitbucketにpush/pullするときはSSHを利用するのでSSHの設定も必要です。私はPuTTYを使っていて秘密鍵の管理はpageantを使っているので、それを使うようにしました。
Cygwinのインストール
公式サイトから拾ってきて普通にインストールします。パッケージはデフォルトをベースに以下のものを追加しました。
- zsh
- git
設定
いろいろ設定してzshを起動するためのシェルスクリプトを用意し、mintty起動時に読み込むように設定します。設定はminttyのショートカットを以下の画像のようにすればOKです。
cygwin.sh
#!/bin/shcd $HOMEexport CYGWIN=nodosfilewarningexport LC_ALL=$LANGexport PATH=/usr/local/bin:/usr/bin:/usr/sbin:$PATH# PuTTYのpageantを使うための設定export GIT_SSH=~/bin/putty-0.60/plink.exe# コミットログを書くエディタを設定export GIT_EDITOR=~/bin/vim/gvim.exeexec /bin/zsh -l -i