Everything の快適なファイル検索を Mac で実現した Cling
クロスプラットフォーム対応のソフトウェアが増加し、特定の OS 専用のソフトウェアを使う機会が減っている。そんな中でも、Everything は個人的に使っていた数少ない Windows 専用のツールのひとつ。
OS にも標準のファイル検索機能はあるが、それとは比べ物にならないくらい速く、ファイルパスだけに着目したシンプルかつコアユーザーのための検索であるというのが素晴らしい。UI もキーボード操作しやすいのがうれしい。
これがあるから Windows から離れられない、とまでは言わないまでも Mac に乗り換えたらそれなりに不便になると覚悟していたのだが、2025年になって Everything for Mac を謳うソフトウェアが出てきた。それが Cling である。
こちらもシンプルで美しい UI で、キーボード操作しやすい。検索も普通に速くて快適。
正直なところ、まだちょっと触ってみた程度なのだが、日本語圏であまり知られていないようだったし、ChatGPT で Deep Research を掛けたときにも漏れてしまっていたので、少しでも知られて盛り上がるといいなと思い紹介した。Everything が好きな Mac ユーザーにはぜひ使ってみてほしい。
気になった点としては、外付けのディスクに関してはリアルタイムでインデックスを最新に保ってくれるわけではないっぽい。わざわざこういう仕様にしているのだから対応が難しいのかもしれないけど、なんとかなったらうれしい。