December 03, 2011
Shougoさんのpluginを入れた状態でsudo vimすると怒られるようになったので、メッセージに従ってsudo.vimを使い始めたのですが、どうにも使いづらい。というわけで改善を試みます。
まず、使いづらい理由を挙げてみます。
zshの補完が効かなくなる : 個人的には致命的なので、早急になんとかする必要があります。
コマンドの書き方が変わる(sudo vim … → vim sudo:…) : 慣れの問題ですが、できればこれまでどおり使いたいところです。
syntaxの設定が効かなくなる : 困るには困るのですが、比較的優先度は低いと思います。
今回は、上2つの問題を解決するためにzshの関数を作ってみました。
sudo() {
local args
case $1 in
vi|vim)
args=()
for arg in $@[2,-1]
do
if [ $arg[1] = '-' ]; then
args[$(( 1+$#args ))]=$arg
else
args[$(( 1+$#args ))]="sudo:$arg"
fi
done
command vim $args
;;
*)
command sudo $@
;;
esac
}
これを.zshrcなんかにコピペすれば使えるようになります。
この関数は、
$ sudo vim file1 file2 ...
みたいなのを
$ vim sudo:file1 sudo:file2 ...
のように置き換えることで、これまでどおりのsudo vimという記述をsudo.vimを利用する形に変換しています。これによって、sudo vimという書き方が可能になるほか、zshのファイル名補完も効くようになります。
とりあえず個人的には快適に使えるようになったのですが、このアプローチがいいのか悪いのかよくわかりません(あんまりよくない気はする)。何かエレガントな解があればぜひ教えてください。
2011/12/17 : オプションにsudo:を付けないよう修正