Linuxのカーネルモジュールを書いてみるメモ。ここで作るのはLoadable Kernel Module(LKM)と呼ばれるものです。
なお、確認はUbuntu 11.04上で行っています。
ヘッダのインストール
カーネルモジュールのコンパイルに必要なヘッダをインストールします。
何もしないカーネルモジュール
読み込み時と終了時にメッセージを表示するだけで何もしないカーネルモジュールを書いてみます。
hellolkm.c
Makefile
動作確認
makeでモジュールを生成し、insmodで読み込み、rmmodで除去を行います。モジュール内でprintk関数を利用して出力した内容は/var/log/syslogで確認できます。
参考