monolithic kernel

User Streamsを利用するChrome拡張 (manifest_version 2編)

以前書いた記事の内容をmanifest_version 2の拡張でやるときに必要な変更のメモ。

manifest.jsonの編集

manifest_version

manifest_versionを2に変更します。

{
  ...
  "manifest_version": 2,
  ...
}

background

background_pageをbackgroundとpageに変更します。

{
  ...
  "background": {
    "page": "background.html"
  },
  ...
}

web_assessible_resources

デフォルトだと拡張のパッケージ内にあるファイルに外からアクセスできないようになるので、必要なファイルを許可します。

{
  ...
  "web_accessible_resources": [
    "chrome_ex_oauth.html"
  ],
  ...
}

インラインJavaScriptの削除

HTML内にインラインで書いたJavaScriptは一切実行されないので、jsファイルに移してscriptタグで読み込むようにします。

<script type="text/javascript" src="background.js"></script>

参考

他にも非互換な点が結構あります(といっても細かいところがほとんどですが)。これまで拡張を作っていた方は、次の拡張を作るときに以下を読むと参考になると思います。

以下は記事の内容を実践した例です。